私は2021年４月に入学いたしました。

子育てが一段落し、自身のキャリアについて考えていた所、本学の卒業生でもある上司から、大学院での学びについて意見をもらう機会を得ました。仕事と学業の両立には不安がありましたが、自身の成長は部下の育成にも還元できるのではないかと考え進学を決意いたしました。進学と同時に看護師長職として職務を担うことになり、入学当初は慣れない授業の準備や看護管理者としての実務など慌ただしく毎日が過ぎていきましたが、上司の配慮や部署のスタッフの理解の下学習を進めることができました。

学内の授業はコロナ禍でオンラインとなりましたが、それも受講しやすい環境であったと思います。また、指導教授を中心に多くの先生方に丁寧な指導を受けられる事は、社会人学生として感銘をうけ刺激となっています。授業の中でもZOOMによりグループは有益で、様々な職種である同期の意見がとても参考になり、お互いの絆が深まったように感じます。さらに、週末の夜に時折開催される「オンライン飲み会」は、研究に関する情報共有や学業と仕事の両立の工夫など、同じ悩みを共有できる楽しい時間となっています。同じ目的をもった仲間との出会いは自身のモチベーションとなっています。

これから、研究も本格的になり仕事との両立に不安もありますが、学ぶ機会を与えていただいたことに感謝しつつ、取り組んでいきたいと思います。